この記事を書いた人 : 井上茉里奈 @JJOMD0428
大学4年在学中 / 動画編集の株式会社GEKIRIN / オウンドメディア編集長 / DMM子会社でインターン→フリーランス校閲者→編集長になりました。
7月11日、米国カリフォルニア州のアナハイムで開催されたVidConイベントで、YouTubeは クリエイターの収益化を支援する仕組みの1つである「チャンネルメンバーシップ」の強化や新たなサービス、Learning PlaylistsやSuper Stickerの導入、そしてチャンネルメンバーシップ会員に5段階のレベルを設定することを発表しました。
チャンネルメンバーシップとは?
チャンネルメンバーシップという仕組みは、視聴者がお気に入りのクリエイターに毎月一定の額の料金を支払うことでそのクリエイターが運営するチャンネルのメンバーとなること。
視聴者は支払った金額の対価として、絵文字・バッジ・アイテムなどの特典をもらうことができます。
現在日本を含めた41ヵ国で利用可能となっています。
クリエイターの収益化に貢献する機能をさらにグレードアップ
Super Stickers(スーパーステッカー)
スーパーステッカーの発表前は、スーパーチャットとしてリリースされていました。
内容は、視聴者が料金を支払ってスーパーチャットを購入することで、お気に入りのクリエイターが配信するYouTubeプラットフォームのハイライトやコメントに一定の時間表示され続けるというもの。
今回のバージョンアップではこれにステッカー機能が追加されました。
画像引用元:Official YouTube Blog
ライブ配信中の画面に、自分の購入したステッカーと支払った料金が表示されるようになり、またステッカーの種類も多種多様で食べ物やスポーツのほかにGIFステッカーも利用できるようです。
お気に入りのクリエイターに応援の気持ちを分かりやすくアピールできる仕組みが人気となり、現在では約2万以上のチャンネル収益源が広告収入よりもスーパーチャットだったとの結果も出ています(YouTube調べ)。
チャンネルメンバーシップ会員のレベルを5段階から選べる仕組みに
YouTubeのチャンネルメンバーシップ会員費用はこれまで490円での月額制でしたが、今後はクリエイター側がそれを5段階で分けることができるようになります。
段階ごとに会費を選ぶことができるため、これまでよりも幅広く多くの人数を会員にすることができるのではないでしょうか。
Learning Playlist(ラーニングプレイリスト)
画像引用元:Official YouTube Blog
さらにYouTubeは今後、教育のプラットフォームとしての機能も拡大していくと発表。その一貫として公開されたのが『ラーニングプレイリスト』という機能です。
これまでもYouTubeを通じて言語や数学などの教育コンテンツを配信するクリエイターが多く見られていますが、こちらの機能を使うことでさらに体系的に分かりやすく動画を配信していことができるでしょう。
現在使用できるプレイリストをより学習しやすいように改善し、章立てて動画をまとめることが可能になります。さらにこの機能のポイントは、おすすめ動画の表示がなくなること。
視聴者が学習内容に集中して取り組めることを狙っています。
2019年、YouTubeは「クリエイターの収益化成功」を優先して行うと発表
今年2月に発表された動画によると、YouTubeは今後もクリエイターの収益化支援に力をいれていくとのこと。
動画引用元:クリエイター向けのお知らせ(2019 年 2 月)| 今年の優先事項
現状、スーパーチャットを利用したチャンネル数は累計9万以上に登り、毎分400ドル(日本円で¥43,160)を稼ぐクリエイターもいるといいます。
さらにアメリカでのみ実験的に公開されている機能もあるようで、まだまだYouTubeの新たな取り組みに期待できそうです。
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