テロップを作るときに、どんな日本語フォントを選んでいいかわからないことはありませんか。
フォントの持つイメージや見る側に与える印象を知っておくことで、ケースに合わせて適切なフォントを用いることができます。
複数の種類のフォントをごちゃごちゃにしてしまったり、場面の状況に合わないフォントを使うと動画のイメージダウンにつながります。
今回は基本的な内容のみを解説していますので、この内容だけでも頭に入れておきましょう。
押さえておきたいフォントは4つ
YouTube動画でよく使われる日本語フォントは4種類あります。
- ゴシック体
- 明朝体
- ポップ体
- 毛筆書体
ゴシック体
画像引用元:角ゴシック|ヒラギノフォント
ゴシック体の特徴はカクカクした文字体で、太さが均一である点です。代表的なのはヒラギノ角ゴシックや游ゴシックでしょう。
しっかりとした印象があるため、プレゼンスライドやポスターなどの見出しといったすぐに目につくポイントに使用されることが多くあります。
またシンプルな見た目なので、情報が伝わりやすいというメリットもあります。
テレビ番組のテロップでは、このゴシック体が多く使われていることにお気づきでしたか?
明朝体
画像引用元:フリーフォントうつくし明朝体
明朝体は文字にはねやはらい、山があるのが特徴。代表的なものにはヒラギノ明朝やMS明朝があります。
明朝体は比較的線が細いので、長い文章を読むときでも目の負担を抑えることができると言われています。
テレビ番組では長いテロップを使う歴史番組や、少し堅いイメージのある番組に多く使われているでしょう。
明朝体で長い文章を作っておいて、強調したい部分をゴシック体にすることでメリハリのあるテロップを作ることができます。
ポップ体
ポップ体の見た目は、手書き風の書体や個性的な書体で丸みを帯びているような特徴があります。
個性的な印象を与えたいときや、作品のイメージに合わせて使う時に便利です。
バラエティ番組や子供向け番組などの親しみを持ってほしいケースで多く使われます。
ですが反面、フォントの特徴が強いため動画のイメージを崩してしまうリスクも考えられるので、ポップ体を使うときには動画のイメージと合わせて慎重に選ぶようにしましょう。
毛筆書体
筆で書いたような文字が特徴的で、楷書体や行書体が有名です。ポップ体と同じく癖のあるフォントなので、デザイン性が求められる時や日本の文化的なものによく使われます。
こういった毛筆書体を使うことでより強い印象を持たせることができます。たとえば歴史番組でのタイトルや和風テイストな動画にはぴったりです。
迷ったらヒラギノ角ゴシックがおすすめ
今回の記事では4つの代表的なフォントを紹介しました。まだYouTubeに動画を投稿し始めたばかりの方や、フォントはどれを選べばいいか分からない方にはヒラギノ角ゴシックがおすすめです。
テレビの字幕でもよく使われているため視聴者が見慣れており、さらに動画のイメージを損なわずクオリティを底上げしてくれるといったメリットがあります。
どれにすればいいか迷った方は、ヒラギノ角ゴシックを使ってみてください。
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